OPEN CUT DENIM オープン カット デニム 洗いざらして、わざとくたっとさせたデニム調の風合い。インディゴ風に染めたタテ糸をハーフブリーチしてその上から淡いカラーをもう一度染めあげました。ボツボツっとした柄は、刺繍用の機械に刺繍針ではなく、糸をカットするメスをセットしてつくりあげるんです。ヨコ糸を切らず、タテ糸のみをカットする高度な手法で表現したものです。

 

 

SHRINK SHRINK CHECK シュリンク シュリンク チェック 織り上がったウールの生地をお湯につけて蒸すと、繊維が縮み、膨らみのある風合いになります。グリデカナでは、ウールとレーヨンの糸を使った生地にこの技法を活かし、チェックの交差する部分をところどころプクッとふくらませてみました。ウールとレーヨンの繊維の収縮差だけで凹凸感をつくりだすには熟練した職人技が欠かせません。

 

 

NEEDLE PUNCH STOLE ニードル パンチ ストール グリデカナのファンの方なら、ご存じでしょう。“オールフォーワン”バッグの生地の制作にも採用されているニードルパンチの技法で、ニ枚のストールを重ね、一枚の生地のように仕上げています。無地ストールの穴が開いた部分から、チェック柄が顔をのぞかす、遊び心あふれるデザインにしてみました。

 

 

MULTI CUT JACQUARD マルチ カット ジャカード どこか民族的な雰囲気を感じさせる楽しい模様。触ってみると、模様ひとつひとつが素朴で不思議なテクスチャーをもっていることがわかります。これは、ジャカード機械で織り上げた生地の模様のまわりの部分のヨコ糸だけを、コンピュータでコントロールされた機械でカットして、模様を浮かび上がらせる技法です。柄の組み方と織り糸の配置に入念な設計が求められます。

 

 

ITAJIME-SIBORI イタジメ-シボリ 植透け感のあるふわっとした生地に、格子の連続模様を染め上げました。ITAJIMEとは、“板締め”のこと。生地を小さく折り畳み、その両端をブロック状の板ではさんで染め上げる技法です。板をはさんだところだけ、染まらず、ぼおっと浮かび上がる。手作業ならではの繊細なぼかしの美しさです。

 

 

DENIM JACQUARD デニム ジャガード このデニム、パッチワークに見えるでしょう。ところが、これは一枚の織り地。触ってみると、生地を縫い合わせたのではないことがわかります。織った後で加工したデニムはたくさんあるけれど、テキスタイルデザイナーとしては、織りの前段階からデニム組織の美しさに挑戦したかった。そんな想いから可愛い表情のデニムが生まれました。

 

 

VINTAGE LINEN ヴィンテージ リネン 使い古した味わいのあるヴィンテージ感を出すため、さらしたリネンではなく、生成りのリネンを使って深みをだしました。顔料染めを行った後、生地を洗い、さらにシリコンコーティングを施すことで、ヴィンテージ感のある風合いと、リネン本来の弾力を引き出しています。

 

 

PHOTO JACQUARD フォト ジャガード 写真の画素のように、一粒一粒の細かなドットで繊細な模様を織りあげることができる、世界でも類のないテクニックです。織りの勉強をすこしでもされたことがある方なら、「えっ、この細かさ、どうやって」と思うでしょう。グリデカナでは、写真を織るのではなく、水彩画で描いた水面の下に漂う様な花柄を表現してみました。

 

MICRO SUPER ORGANDIE マイクロ スーパー オーガンジー ヨーロッパのファッションデザイナーから絶賛された超極細のオーガンジー。7デニールのポリエステル糸で織り上げたほとんど透明のような薄さの生地に、リーフ模様を重なりあう影絵のように転写プリントしました。触れてみてください。光に透かしてみてください。

 

 

ALL FOR ONE オール フォー ワン 世界にたったひとつのテキスタイル、オール フォー ワン。機織りの際にできてしまう、生地の耳。染めるときのマスキングに使った布。ほんの一部が傷ついてしまったというだけで規格外となってしまった生地。商品づくりのために日本のテキスタイル産地をめぐりながら、私たちは、端切れとして捨てられていたテキスタイルに美しさを感じ、再び命を与えることはできないかと考えました。こうして生まれたのが、ALL FOR ONE。たくさんの産地の方にご協力いただき、廃棄される運命だった生地を集め、一枚のテキスタイルに縫いあげました。だから生地の種類も模様もまちまちです。でも、愛おしさが感じられるでしょう。これは、もちろん、リユースという環境のための取り組みでもあります。しかし、それ以上に私たちは、このバッグを手にされた方がひとりでも多くテキスタイルというクリエイションの世界に興味をもっていただけることを願ってます。ALL FOR ONE 無数の想いをひとつに。

 

 

HEAL DYEING ヒール ダイイング 植物の葉や花はもちろん、鉱物、ホメオパシーなどさまざまな自然素材から染料をつくることができます。それらの自然染料は、それぞれ固有のパワーを備えているという研究も進められています。テキスタイルに触れることで、心が癒されたり、優しくなる。そんな想いを込めて、自然染料で染め上げたテキスタイル素材をHEAL DYEINGと名付けました。

 

 

FISHING YARN フィッシング ヤーン フィッシングヤーンとは、釣り糸のこと。釣り糸の弾力を活かして、うねうねしたニット組織を作ってみたい。なぜ、そんなことを考えたかって?じつはこのテクニックは、パリのオートクチュールドレス用に開発したもの。トレンドのテキスタイルがいつのまにかバッグに。そんなところもグリデカナならではの楽しさです。

 

 

YUZEN LEATHER ユウゼン レザー 豚の革に友禅染めを施しました。素材を蒸したときの革の収縮を利用して、ぼこぼことした立体感をつくりだすテクニックは日本でもただひとりの職人さんしか実現できないものです。また、このテキスタイルの特徴は発色の美しさと、水に濡れてもめったなことでは色落ちしないこと。頑固な職人さんが一枚一枚丹念に水洗いして、色が落ちないことを確かめています。

 

 

DEERSKIN PUNCH ディアスキン パンチ 鹿革は、美術書の装丁などに使われる素材。薄く、軽く、肌触りもなめらか。ただひとつ困ったことに、鹿は、からだを木や岩でひっかくために傷がつきやすいのです。そこで、革の裏に生地を貼り、わざとミシン針でひっかくようにパッチングしたのがこのテキスタイル。高価な素材なので、ムダなく使いたい。そんな想いから生まれたテキスタイルです。もちろん自然死した鹿革だけを使います。

 

CHAMELEON JACQUARD カメレオン ジャガード 2枚の布をあわせるのではなく、1枚の布なのに表裏でちがう模様や色でできあがっている。不思議なリバーシブルテキスタイルがカメレオンジャガードです。一重織りのシングルジャガードはリバーシブルバッグに二重編みのダブルジャガードはストールに仕立ててみました。一枚の素材なのに。その日の気分で模様を自在に着替えられる。まさにカメレオンみたいな楽しさでしょう。